腐草蛍と為る ふそうほたるとなる
七十二候で6月11日頃から15日頃のこと。
昔の人は腐った草から蛍が生まれると考えていたそうです。
梅雨の時期で蒸し暑く、いろんなものが腐りやすい季節ですが、その中から美しくて儚い蛍が生まれるなんていいですよねぇ…
綺麗じゃないからダメなもの、いらないもの、とは考えずそういうものの中から美しいものは生まれる。
そう考えたら、綺麗じゃないものも愛おしく、偉大に思えます。
美しいものや完成されたものは、そんな美しくない土台があってこそなのかもしれません。
何かを成し遂げるにも、決して美しいとは言えない苦労や努力の上にあると思います。
カッコつけていては、きっといつまでたっても蛍は生まれないのかもしれませんね。
苦しいときはドロドロ腐ってもいいんだ!!
と、ちょっと自己弁護的に解釈してしまいましたが、そういうドロドロを経て蛍を生み出せば結果オーライです!
ちなみに、今週の土曜日は
三島のほたる祭りだそうですよ。
晴れるといいですね。
わたしは去年と一昨年は
時之栖のほたる祭り(ほたるの栖)に行きました。
たくさん飛ぶには条件があるらしく一昨年はあまり見られませんでしたが、去年はたくさん見られました!
御殿場にお住まいのお客様に「時之栖に蛍を見に行ったんです~」とウキウキで話したら、ちょっと不思議そうな顔をして「え、蛍見たことなかったんですか?」と言われてしまいました。
私が、何故そんなテンション?とショックを受けていると、御殿場では田んぼのあたりでいくらでも見られるとお話してくださいました…
住んでいるところが違うと同じことに関してこんなにも感じ方が違うんだと、改めて実感してしまいました。
今年も蛍見たいな~
誰か誘ってくれないかなぁ~…
関連記事